ジンジャー研究室

長めのつぶやき。難しいことは書きません。

紙にタスクを書くのが便利

抱えているタスクが増えてパンク寸前だったので、紙に書き出して PC の横に置いておいたら神ツールだった。紙だけに。

タスク管理に便利なツールは色々存在していて、専用のツールもあるし、開発する機能やバグであれば GitHub の Issue にすればいいし、複数のリポジトリを跨がる場合はプロジェクト機能もある。Slack でプライベートなチャンネルを作っておいてそこに書き留めておくこともできる。あとは Spread Sheet でもいいし、他にもタスクを管理できるツールは山ほどあるのだが、このようなデジタルなソリューションには共通して「アプリを開いて見に行かないといけない」という弱点があり、これが地味にめんどくさい。 何か作業をして、確認して、また作業に戻り、また確認してを繰り返すと、ウインドウを行ったり来たりするだけで消耗してしまう。ディスプレイを一台増やしてタスク管理専用画面にするのでもまあ良いとは思うが、常に電源が入っていて場所も移動しないという縛りがある。色々試して最終的にもっともアナログな紙に行き着いた。紙に書いて隣に置いておけば、画面に何が表示されていようとすぐに確認できる。

用意するのは A4 用紙1枚。1つのタスクは平均 10 文字くらい。詳細は書かない。詳細はオンラインで他人とも共有した方がいいし、手で文字を書くのは時間がかかる。 書くのはあくまで「直近で取り掛かっているタスク」のみ。1年後に直すかもしれないバグ修正とかを書き始めると数百単位になってしまうので、そういうのは GitHub の Issue にでも書いておけばいい。あくまで解決したいのは「今やっていることを記憶したい」という問題なので、まあ 20 個くらい。1日のうちに並行して取り掛かれるタスクはせいぜい2、3個なのだが、他の人に投げていたりブロックされているタスクを含めると、そこそこの数になる。仕様策定中の機能が5つ、次に実装する機能が2つ、すぐに修正すべきバグが2つ、WIP な PR が3つ、依頼されたレビューが2つ、他の人に振っているタスクが3つ、キャッチアップすべき課題が1つ、回答待ちの質問が1つ、 Qiita への返信が1つ、次のミーティングで共有すべき情報が1つ、事務作業が1つ...。紙に書いておくだけで、今何をしていたか思い出せる。

という、今更ながらの気付き。無理してデジタルで完結する必要はなかった。 まあ多忙な社会人はやってるだろうと思って調べたけど、意外と紙1枚でやっている人は少なそう。あとカレンダーに1日のタスクを書くというのも出てきたけど全然ピンと来ないので職種が違うのかもしれない。