ジンジャー研究室

長めのつぶやき。難しいことは書きません。

OSS関係で英語を書くときに心がけていること

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最近、OSS関係でGitHubとかMLとかに顔を出していて、当然ながら会話は全部英語。

というわけで、英語を書くときに心がけていることを簡単に書く。

「英語が下手ですいません」とか前置きしない

読めば下手だって分かるから、わざわざ言う必要ない。これ言ってる人を見かけるとほぼ確実に日本人なんだけど、必要以上に卑屈なオーラを感じるので良くないと思っている。いくら日本人が英語苦手とは言え、英語圏の人は糞な英語に慣れてるから大体分かってくれるし、分からない場合はこういう意味かとレスが来るから、その都度説明すればいい。ただし後にも書くように礼儀は必要なので、甘え切って雑になるのはよろしくない。逆に丁寧に書けば懸命さが伝わり好印象

あと、日本人以外にも非ネイティブは沢山居ると思うと結構気が楽。自分の感覚としては非ネイティブの書く英語ほど分かりやすい気がしていて、ネイティブの方が表現が小洒落てて時として全く分からない。

相手に通じる事が第一

自分も文法とかめっちゃ気になっちゃうんだけど、格好つけて洒落た表現にした結果通じないとかもう本末転倒なので、次のように心がける。

相手に通じる >>>>>> 文法の正しさ、簡潔な表現、etc.

一文が長くなって接続詞やら関係代名詞とかゴロゴロしてきたらブツ切りにして複数の文にしていいし、短い表現で分かりにくければとことん具体例を書いて説明する。 あとは日本語でも良くやっちゃうけど、「~~みたいな時に悩むっていうか。どうしようか。」みたいな曖昧な訊き方は避ける。お前は何で困っててどうしたいんだ!?ってなるので、ちゃんと説明したほうがいい。ネイティブ同士でもここを疎かにしていると普通に会話が通じていなかったりする。裏を返せば、自分が理解できないのは英語力のせいとは限らない

積極的かつ無礼でないというバランス

慣れてくると今度はラフにあれこれ発言し始めたりするんだけど、最低限の礼儀なりルールみたいなのは普通にみんな守っているので、そこは外さないようにする。例えば、Issue立てる前にまず既存のIssue検索しろよとか。その辺はもう言語が英語だろうがなんだろうが関係ないので、調子に乗って羽目を外さないようにする。

よく日本人は空気読むとかおもてなしがどうのとか言うので、なんか海外の人は基本ラフで言いたいことは気にせずガンガン言っちゃうイメージあるけど、なんやかんや万国共通だなと思うことはある。「あ、これ本当は言い辛いんだけど角が立たないようにこういう言い回ししてるんだろうなぁ」みたいな事もよくある。

ノリは周りに合わせる

普段英語を使わないので、自分で書いている文章のニュアンスが分からなかったりする。特に、敬語、丁寧語、口語、俗語あたりは本当に分からない。通じればいいと書いたばかりなんだけど、それでもなんとなく「いやマジで俺に言わせればこうすべきだと思います」みたいな風になりたくないので、適当に周りに合わせている。YesなのかYeahなのか、canなのかcouldなのか、Iなのかweなのか。あまり俗っぽい言い回しは理解できても自分で言うのは避けるとか。あと、顔文字も便利。

少しずつ表現を覚える

ここまで書いたのは、とりあえず今の知識でなんとかするっていう話なんだけど、やっぱり限界が来るので少しずつレパートリーを増やすことにしている。例えば、最近覚えたので言うと、意見として「よく分からない」という場合には「I don't know」だと投げやり感があるので「I'm not sure」がベターとか。

こういうのって受験英語で覚えた記憶がない。本当は教科書でガリガリ覚えたいんだけど、正直、2つ目の角を右に曲がって八百屋の正面の郵便局に行くとか、注文した商品が届かなかったから何時から何時の間に電話しなおすとか、遠い世界のような気がしてしまうので半分諦めている。

翻訳ツールとか

読む時に使っているのはGoogle翻訳プラグイン。選択したら訳してくれるので便利。他にも似たのがあるけど、一番シンプルで気に入っている。文単位で訳すことは多分ない…というか、文単位で分からないやつはたいてい翻訳機も誤訳するので。

書く時に分からない単語は、普通にググるWeblioが大体トップに出てくるのでそれを使っている。ただどうしても複数の候補が出てしまうので、例文を読んで一番近そうなものを選ぶ。それでもしっくり来ないときは別の表現を考える。

最後に

色々言ってるけど、間違えたときに正してくれる人が居ないので、普通に間違え続けている可能性が大いにある。でもそういう人を探すのは別のコミュ力が要るのでハードルが高い。